369のメトシエラ [映画]

都会で世捨て人のように60年間生きてきた老婆と、親に捨てられたトラウマから、人と交われない男性の心の結びつきの話なのだが。

脚本に不整合な点が多すぎる。

予告で煽っていた、「400年間あなたを待ってました」ってのはまったく関係なく、
単に老婆の家が400年続いてただけ。
埋蔵金伝説もなくて、消滅したはずの村落になぜか末裔がまだいるって。

それよりも、老婆が20歳のときに駆け落ちしてから60年余、どうやって生きてきたの?
生活費は?
たとえ2億くらいの現金を持ってきたとしても、我が子を戦中に「餓死」させているのだから、
現金をもっていたらおかしい。

その他、別の人もブログで指摘していたように、矛盾だらけツッコミドコロ満載。

イマドキの都心の女の子は、ゲイカップル観ても指さして笑ったりしない。
つか、普通すぎてスルーすんだろ?

そして、とってつけたようなPTA演技(老婆を引き取りにきた福祉関係のおばちゃんたち)。

不動産屋の意味のない嫌みな演技。

昭和臭ただよう演技の演出。

映像はときたま綺麗だったものの、脚本がアラだらけで物語に入り込めなかった。
低予算映画は応援したいので、とりあえず観たけれど、時間とお金の無駄であった。


なんか、仲間ウチで褒め合って自己完結する小劇団と同じ臭いのする作品。




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