ノーウェア・ボーイ [映画]

ビートルズにあまり関心がなくても、彼らの軌跡は漠然と頭に入っている。
それだけ人々に愛された存在だったというわけだ。
だから、この映画はオタク的なツボが満載なのではなかろうか。

私はごく一般的な知識しかなかったので、
一篇の映画として鑑賞した。

実の両親に育てられなかったこと、母親が自分を捨てた(と子供は思っている)ことに
葛藤し、反抗する少年期のジョン。

ただ、実の母、育ての母が愛してくれたのはまぎれもない事実。
それだけで充分だと思う。
それ以上望むジョンが贅沢に思えた。

映画的な感動を求めたら、ちょっと肩透かしだが、
事実に基づいて伝記的映画なので仕方ない。
ジョンの偉大さは、その生い立ちにあるのではなく、
その作品にあるのだから。


ジョン役のアーロン・ジョンソンが異常にガタイがでかくて、
15~20歳くらいを演じるにしては老けすぎてないか? ポール役のトーマス・ブオーディ・サングスターや
ジョージ役のサル・エルが役相応の背格好だったので、余計アーロンがオッサンに見えたのだが、

なんと、アーロンとトーマスは同じ年、ジョージと一歳上なだけであった。

アーロン・・・20歳でもうオッサンやん。


欧米人は軒並みアーロン基準なのかと思っていたのだが、20歳くらいだと日本人並のガタイの子も多いようで。
トーマスとサルなんか、16,7歳に見える。

そう言えば、「ギルバート・グレイプ」に出演したレオナルド・ディカプリオも、19歳なのに14歳くらいに見えた。
25歳過ぎたら、急激にオッサン化が進んだのだわ。







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