映画とか [映画]

さて、映画。

映画はロードショーやDVD合わせて、毎月5,6本見てるかな?
多いときは10本以上見てるかも。



『アバター3D』と『2012』を取り上げる。
映像は面白いが、ストーリーが単純オバカ思考という共通点があるからだ。

昨今巷で話題、『アバター3D』。
字幕だと酔うと聞いていたが、吹替はどうも気持ち悪いので、字幕にした。
ちょっと酔いそうになった。

映像は綺麗。
パンドラ星の設定も込み入ってるし、映像は面白かった。
飛び出すというよりも、奥行きが深まった印象。
でも、目の焦点が合っていない左右端っこがぼやけて見える。
まだまだ改良しなきゃならんのだろな。

映像は確かに新しかった。
新しかったけれども、所詮は作り物って感じ。
ディズニーランド的と言いましょうか、うすっぺらいのでございます。

ストーリーはこれまたハリウッド的ワンパターンで、あらすじは『ランボー2』、最後にややナウシカが入っているが、白人の単純バカ思考は一向に直らないという見本。
ラストボスを倒すまでの戦い20分ほどは、いつものごとく見ていて退屈。

なぜ白人は、悪者は悪者としか描けないのか?←もちろん、個人差はあります。

侵略者に対しての武力行使を描くかぎり、人類に未来はない。
滅んでしまえ。

たぶん、単一神を信仰している人種が、多神教の民族を理解できることはないんじゃないのか?


パンドラ星に住む青い人々のモデルは、マヤやインカっぽい。
侵略する地球人は、インカを滅ぼしたスペイン人であり、ベトナムに手を出したアメリカ人であり、石油目当てで満州を強奪した日本人である。

欲を言えば、パンドラ星の生物(特に動物)の種類がもっと欲しかった。
ナウシカのオームくらいの無敵生物がいたらよかったのに(それだと、まるっきりナウシカか)。

もしこの監督がトミノヨシユキだったら、エウルが発動して宇宙を滅ぼしていたかも。



そして同じく白人の思考で多神教を計ると、『2012』みたいなとんちんかんな映画ができる。
マヤの長期暦が2012年で終わってるからって、なんでそれが人類滅亡を予言したことになるのか?
次の長期暦作る前に、白人に滅ぼされちゃったからだろう?
冬至で終わっているのは、人間の感覚としてあたりまえ。
どの民族も日が長くなる冬至は、再生の日と位置づけている。
キリストの誕生日を12月25日としたのだって、冬至に近いからだ。
単純すぎて、議論するのもばからしい。


アタシは世界崩壊モノ映画が大好きなので、この手の映画はほとんど見てるけれども、ほっとんどが最後人類がたすかっちゃうのね。
これも、白人的思考。

は? なんで人類が助からなきゃならないの?

なんで?

何度も言ってるが、地球に一番優しくする方法は、人類が滅びることなのだが。


で、映像面で言えば、『2012』は火山が爆発するところが、すんげぇ面白かった。
あと、カリフォルニアあたりの地面がパキッて折れて、海に沈むところ。
ただ、監督が同じせいか、『デイ・アフター・トゥモウロー』と話が混じる。

世界崩壊モノ映画は予定調和になってしまうのが玉に瑕だが、映画館でこそ見る価値のあるジャンル。

ぜひ、3Dの技術を使って、地球をぶっこわす映画を作ってほしい。



人類なんて、救わなくていいから。


タグ:2012 アバター
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